広報大子No.678
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Public Information DAIGO February 20152 町長就任にあたりごあいさつ申し上げます。 大子町は、年々人口の減少が続き25年後には一万人を割り込み、消滅可能性自治体とまで言われております。また、高齢化率が4割近くにまで達しており、県内で最も高い高齢化率となっております。 このような超高齢化社会に伴って介護費などの社会保障費が増加する一方、少子化で介護費などの社会保障制度の担い手は減り続けてしまっています。また少子化は、人口の減少に歯止めがかからずますます過疎化が進み、大子町の未来の発展可能性を失ってしまうだけでなく、経済活動や社会の活力をも低下させてしまいます。 このように、大子町には過疎化、高齢化、少子化など大きな課題があります。このような課題を解決し、大子町を元気で住み良い日本一の福祉のまちとすることが、私の夢です。 このため、①高齢者等の健康づくりや生活支援など高齢者等への福祉の充実を図ります。②少子化対策として、子育て住宅の建設など、子育て支援の充実による子育て世代の若者の定住促進を図ります。③時代の変化や少子化に対応できる教育体制(小・中一貫校など)の整備とともに、若者たちが主体的に行う各種イベントなど文化活動への支援による、教育・文化活動の充実を図ります。④地場産業である農業・林業・畜産業や恵まれた自然を活かした観光の振興を図るとともに、若者等の働く場を創るための企業等の誘致を図ります。⑤生活環境を充実させるため、町民の利便を図るとともに、町外との交流を活性化するための道路網の整備を推進します。また、町職員に対し能力に応じた給与や昇進などの処遇を行い、より一層の行政サービスを向上させます。 これからの4年間、これらの施策に全力で取り組み、将来の大子町を「若者の住む元気で活力のある、日本一の福祉のまち」として発展させてまいる所存ですので、町民の皆様の御支援、御協力をお願い申し上げます。就任のごあいさつ大子町長 綿 引 久 男

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