広報だいごNo701
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新年のごあいさつ大子町長綿引久男 新年明けましておめでとうございます。 町民の皆様におかれましては、清々しい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。 本年も皆様にとりまして健康で希望に満ちた一年となりますよう、心から願うものであります。 皆様には日ごろから町政に対し深いご理解とご支援、ご協力を賜り心から厚く御礼申し上げます。今年も「大子町を元気で住み良い日本一の福祉のまちに」を目指し、過疎化、高齢化、少子化などの大子町の大きな課題を解決すべく、より一層、職員とともに各種施策の実現に向け、取り組んでまいります所存です。 主な福祉施策としましては、大子町の人口の4割を超える高齢者の皆様が生きがいをもって生活できるよう、健康寿命を5歳延命することを目標に、健康づくり教室の拡充、グラウンドゴルフ場の整備や予防接種(2種)の無料化等の事業に取り組んでまいります。 また、子育て世代の支援のため、(仮称)池田保育園の建設への助成、頃藤・内大野・芦野倉・袋田の4地区への子育て支援住宅整備など、より良い育児環境の整備に努めてまいります。さらに、今年から新たな学科編成によりスタートする清流高校の魅力づくりも支援してまいります。  雇用の場の確保により定住促進を図るため、企業誘致に取り組んでおりますが、矢田地区に木質バイオマスガス発電所の建設が進められ、4月には試験稼働が行われる予定です。また、昨年11月には北田気地区に木質バイオマス発電所が起工し、山田地区に野菜カット工場が稼働を開始いたしました。これらの企業誘致により、今後、新たに数十名の雇用機会をつくることができます。 地場産業の育成につきましては、販売体制を強化し、お茶、リンゴ、常陸大黒、奥久慈しゃも、大子産米等の特産品の販売促進を図ってまいります。 また、地域住民のコミュニティ形成の場である「生瀬コミュニティセンター」の建替えや空家バンクを活用した移住・定住の推進、生活道路の改良など、住みやすい環境の整備を進めてまいります。 茨城県の主催により、昨年の秋に県北6市町を会場に開催されました茨城県北芸術祭には、開催2か月間で77万人の来場者がありました。大子町にも期間中は17万人の人出があり、まちなかがにぎわいました。この芸術による地域の活性化につきましては、今後東京藝術大学と連携して、アートを活かしたまちづくりを推進していきたいと考えております。 また、本年は茨城県北西部を舞台とするNHK連続テレビ小説「ひよっこ」の放映が予定されております。県北、そして大子町をPRする良い機会でありますので、近隣市町と連携し、誘客活動を進めていきたいと考えております。 「訪れてみたいまち」から「住みたいまち」となるよう、本年も住民のためになる施策を講じてまいりたいと考えておりますので、皆様のより一層のご理解、ご協力をお願い申し上げます。 最後になりましたが、皆様のご健勝とご活躍を祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。Public Information DAIGO January 20172

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