広報だいごNo.709.pdf
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■問合せ 地域包括支援センター ☎72-1175こんにちは、地域包括支援センターです~認知症の方への接し方~◆認知症とは・・・ いったん発達した知能が、脳やからだの病気によって、普段の社会生活に支障をきたすまで低下した状態が、およそ6か月以上継続していることです。85歳以上の4人に1人にその症状があると言われています。◆認知症の人への対応(認知症の人への対応ガイドラインから)基本姿勢  「驚かせない  急がせない  自尊心を傷つけない」◆9月は「茨城県認知症を知る月間」です 高齢化の進展に伴い、今後、認知症の方が急激に増加することが予想されています。認知症の早期発見や予防に取り組んでいくとともに、正しい知識を広め、認知症の方とその家族を地域で支え合う環境づくりを推進しています。◆認知症サポーター養成講座を開催しています 認知症サポーターとは、認知症に対する正しい知識と理解を身につけ、認知症の方やその家族を応援する方です。受講した方にはサポーターの目印として、オレンジ色のブレスレット「オレンジリング」を交付します。受講料は無料です。地域に出向いて実施していますので、希望する場合は地域包括支援センターまでご連絡ください。◆認知症初期集中支援チームはじまりました 大子町では、平成29年4月から認知症の方やその家族に早期に関わる「認知症初期集中支援チーム」を地域包括支援センター内に配置し、認知症の早期診断や早期対応に向けた支援を行っています。ご本人やご家族以外からのご相談にも対応し、「物忘れ(認知症)相談」として、月1回の相談日も設けています。認知症について気になる症状がある時には、お気軽にご相談ください。具体的な7つのポイント≪まずは見守る≫ 認知症と思われる人に気づいたら、本人やほかの人に気づかれないように、一定の距離を保ち、さりげなく様子を見守ります。近づきすぎたり、ジロジロ見たりするのは禁物です。≪余裕をもって対応する≫ こちらが困惑や焦りを感じていると、相手にも伝わって動揺させてしまいます。自然な笑顔で応じましょう。≪声をかける時は1人で≫ 複数で取り囲むと恐怖心をあおりやすいので、できるだけ1人で声をかけます。≪後ろから声をかけない≫ 一定の距離で相手の視野に入ったところで声をかけます。唐突な声かけは禁物です。≪相手に目線を合わせてやさしい口調で≫ 小柄な方の場合は、体を低くして目線を同じ高さにして対応します。≪おだやかに、はっきりした話し方で≫ 高齢者は耳が聞こえにくい人が多いので、ゆっくり、はっきりと話すように心がけます。早口、大声、甲高い声でまくしたてないこと。その土地の方言でコミュニケ―ションをとることも大切です。≪相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応する≫ 認知症の人は急かされることが苦手です。同時に複数の問いに答えることも苦手です。相手の反応を伺いながら会話をしましょう。たどたどしい言葉でも、相手の言葉をゆっくり聞き、何をしたいのかを相手の言葉から推測・確認していきます。7Public Information DAIGO September 2017

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