広報大子お知らせ版No.132
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大子浄水場管内における異臭事案に係るお詫びと経過等の説明について 大子浄水場管内で発生した水道水の異臭事案につきましては,関係する皆様に御不便や御迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げますとともに,本事案に係るこれまでの経過等と今後の対応について,次のとおり御報告いたします。 ●異臭の通報について 1月23日午前7時22分以降,町民や福祉施設から水道水が石油臭いという通報がありました。 ●異臭発生による影響について 大子浄水場管内の水道水供給世帯数は,2,148世帯で,事業所等の数は,事業所77社,病院・福祉施設等3施設,公共施設1施設,小学校2校,中学校1校,保育園1園です。 ●水質検査について 異臭の通報があった後に至急水質検査を実施し,1月29日までには大子浄水場管内の全ての地区について異臭が確認されない結果が得られましたが,念のため浄水場施設については,2月21日まで水質検査を実施しました。 ●応急対策について (1) 異臭原因物質の河川への流入防止対策について 通報があった日の午前中に県及び町担当職員が上流部の現地確認を行い,八溝川への流入箇所の中から排水溝を特定し,当日から排水溝への油吸着マット敷設,消防本部による中和剤散布,油成分を含む土壌の撤去等を実施しました。 (2) 飲料水等給水対策について 給水車等による給水及び町内6か所に給水所を設置し,朝,昼,晩の1日3回の給水活動を24日から29日まで実施しました。 (3) 浄水場における水質改善対策について 取水時の異臭原因物質の再混入を防止するため,既設オイルフェンスの外側にオイルフェンスを増設し,取水口には吸着マットを敷設しました。また,各配水池・受水槽・本管・支管については,順次洗浄作業を1月29日まで実施し,浄水施設については2回洗浄した上で臭気を除去するために有効とされる活性炭処理を手動により,24時間体制で2月19日まで実施しました。 ●原因の特定のための調査等について 異臭の原因につきましては,取水河川の上流部にある排水溝から流入した油分によるものと特定いたしましたが,油分が排水溝に流れた原因については,その付近の土壌を掘削するなど町による調査を実施しましたが,特定するには至りませんでした。 ●再発等の防止対策について 町内の重油を燃料とするボイラー等を使用する施設所有者に対し,消防法上の整備に関する指導を強化します。 ●今後の対応について 大子浄水場管内の水道を御利用の皆様については,水道料金を減額いたします。既に,該当する世帯及び事業所に対し,減額についての通知を送付しましたので,御確認ください。また,事業所の加工製品等に対する補償を検討しておりますが,詳しいことが決まり次第,改めてお知らせいたします。 今後も,安心安全な水道水を供給できるよう一層努力して参りますので,皆様の御理解と御協力をお願いいたします。 問合せ 水道課 ℡72-2221 平成28年 3 / 7 №132 -回覧ではありません。一部ずつお取りください。- 1

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