広報大子No.683
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 平成26年度において4歳児から高校1年生までの方に実施した甲状腺等検査の結果説明会が、4月30日に大子町文化福祉会館「まいん」において開催されました。 検査実施機関の公益財団法人震災復興支援放射能対策研究所の坪倉正治医師から「内部被ばく検査結果について」、渡部肇医師から「甲状腺検査結果について」の説明があり、173人の保護者が参加しました。 内部被ばく検査結果としては、「検査した1,402人が異常なしで、今の日常生活で、水や食べ物から放射性セシウムを体に摂り込んでいないことが言える」との説明がありました。 甲状腺超音波検査としては、「1,239人が検査を受け、そのうちの70~80%にのう胞があったが、悪性化することはない。また、充実性腫瘤も悪性と考えなくてよい。直ちに二次検査を要する者はいなかった」との説明がありました。 尿中ヨウ素検査としては、「震災当時と今の食生活が大きく変わらなければ、震災当時の食品からのヨウ素摂取量を推測することができる検査である。高値の子については、ヨウ素を多く含む食品を摂り過ぎている場合がある」との説明がありました。 なお、町では、東京電力福島第一原子力発電所事故の際に放出された放射線物質による子どもの健康への影響を継続して把握し、保護者の健康不安を軽減するため、今年度も4歳児から高校2年生までの方に甲状腺等検査を実施します。甲状腺等検査結果説明会を開催■問合せ 健康増進課 健康増進担当 ☎72-6611Public Information DAIGO July 201511

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