広報だいごNo.684
8/12

【虫歯や歯周病が病気の引き金に】 虫歯や歯周病になると、口の中に細菌が増えてきます。これをそのまま放っておくと、ついには細菌が血管に入って全身に広がり、いろいろな病気を引き起こしたり、生活習慣病(心疾患や糖尿病など)を悪化させることがあります。 また、歯が痛かったり、歯がなかったりすると、食べ物をよくかまずに飲み込んでしまうために、胃や腸に負担がかかり胃腸の病気が起こってきます。表情や顔つきも変わり、力を入れてパワーを発揮することもできなくなってしまいます。【歯を失う原因は虫歯と歯周病】 歯を失う原因の約90%は虫歯と歯周病です。歯を失わないためには、虫歯と歯周病の予防が大切です。≪目指せ8020・6424≫ 『8020・6424』とは、「8020」は「80歳で20本以上の歯を保とう」、「6424」は「64歳で24本以上の歯を保つ」と「虫歯にしない」の2つの意味をもつ茨城県独自の歯科保健のキャッチフレーズです。 虫歯や歯周病が進行すると、歯が抜け落ちたり抜かざるを得なくなったりしてしまいます。そうなる前に予防を心掛け、60歳で24本、80歳で20本の歯を維持しましょう。 【まず、口の中を清潔に!】 虫歯や歯周病予防のため、またそれ以上悪化させず、全身の病気を引き起こす原因にしないためには、口の中の細菌を減らすことが重要です。そのために効果的な方法が、歯ブラシを使ったブラッシングです。≪効果的な歯みがきのポイント≫ 1,力を入れずに軽くブラッシング 2,夜寝る前は特に丁寧に 3,小型の歯ブラシで磨く 4,歯と歯肉の間もブラッシング 5,基本は一筆書きを3周【今日から始めよう!歯を守る生活習慣】 ・丈夫な歯はしっかりかむことから バランスの良い食事をしっかりかんで、唾液を出すことも大切です。唾液の働きが細菌の活動を抑えてくれます。・タバコやストレスも要注意 タバコは血管を収縮させ、歯肉を弱らせます。疲れやストレスがたまると免疫力が落ち、細菌が増殖します。・プロによる定期的なケアを 初期症状の少ない虫歯や歯周病は、痛みや出血が出るころにはかなり悪化していることがあります。たとえ症状が出ていなくても、定期的にチェックをしましょう。健康な歯を保つために、半年に一度は定期健診を受けましょう。■問合せ 健康増進課 健康増進担当 ☎72-6611~ お口の中からの健康づくり ~保健コーナーPublic Information DAIGO August 20158

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です