広報だいごNo.685
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■問合せ 地域包括支援センター(保健センター内) ☎72-1175「こんにちは、あなたの地域包括支援センターです」~認知症にやさしい町づくりを~ 認知症は、誰にでも起こりうる脳の病気です。85歳以上では4人に1人にその症状があると言われています。◆早期発見・早期治療が大切です 認知症は、症状が軽い段階から病院で適切な治療を行えば、症状を軽くしたり、進行を遅らせることができる病気です。自分や身近な人に気になる症状がみられる場合には、かかりつけ医や専門医を受診しましょう。医療機関に抵抗感があるときは、まずは地域の相談機関である、地域包括支援センターにご相談ください。◆認知症の家族を介護する方へ 休みなく介護を続けていると、疲れがたまり、心にゆとりが持てなくなってしまいます。介護する側にも息抜きは必要です。 不安や悩みなどを1人で抱え込まずに、周囲に相談したり、公的サービスを上手に利用して、がんばり過ぎない介護をしましょう。介護保険のサービスについても地域包括支援センターにご相談ください。◆認知症サポーター養成講座を開催しています 認知症サポーターとは、認知症に対する正しい知識と理解を身につけ、認知症の人やその家族を応援する人です。受講した方にはサポーターの目印として、オレンジ色のブレスレット「オレンジリング」を交付します。受講料は無料です。地域に出向いて実施していますので、希望する場合は地域包括支援センターまでご連絡ください。◆9月は「茨城県認知症を知る月間」です 高齢化の進展に伴い、今後、認知症の人が急激に増加することが予想されています。認知症の早期発見や予防に取り組んでいくとともに、正しい知識を広め、認知症の人とその家族を地域で支え合う環境づくりを推進しています。◆認知症だとわかったら・・・1 孤立しない生活を送りましょう  人と会って話をすることはとても大切なことです。できるだけ人と会う機会を作りましょう。2 規則正しい生活を心掛けましょう 何時に起きる、いつごはんを食べるなど、生活パターンを習慣づけることが大切です。夜眠れなくなったら、日中は日光を浴びて軽く運動をし、ほどよく身体を疲れさせるとよいでしょう。昼寝をする場合は、30分以内におさえ、昼夜が逆転しないようにしましょう。3 記憶を補う工夫をしましょう  ・日記や手帳などに大切なことを書き留めておきましょう。  ・大事なことは、1ヶ所にまとめてメモしておきましょう。  ・大切なもの(お財布など)は決まった場所に置きましょう。  ・トイレのドアに目印をつけるなど、すぐ分かるように工夫しましょう。  ・棚にはラベルを貼るなどして、何がどこに入っているのか分かるようにしておきましょう。4 これからの自分のために必要な制度を知っておきましょう  「今後どう過ごしたいか」、「どういう介護を受けたいか」などを明らかにしていくことも大切です。 また、成年後見制度を利用すれば、財産管理や契約に関するトラブルを避けることができます。成年後見制度について知りたい場合は、地域包括支援センターにご連絡ください。◆認知症の人と接するときの心掛けは? 認知症の人は、記憶力や理解力は低下してしまいますが、喜怒哀楽の感情は今までと同じように持ち続けています。認知症の人と接するときは、本人の気持ちに寄り添い、人としての尊厳や自尊心を傷つけないように注意しましょう。基本姿勢具体的な対応の7つのポイント驚かせない急がせない自尊心を傷つけない1 まずは見守る2 余裕をもって対応する3 声をかけるときは1人で4 後ろから声をかけない5 相手に目線を合わせてやさしい口調で6 おだやかにはっきりした話し方で7 相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応するPublic Information DAIGO September 201513

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