広報大子No.689
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町内各小中学校の取組み(12月2日に実施された特別授業)依上小学校・さはら小学校合同見学学習生瀬中学校における大子清流高校の中高連携事業 依上小学校及び佐原小学校の6年生が参加し、合同見学学習が実施されました。各地区の地層を観察することで、大子町が昔は海底だったこと、また、温暖な時代があったことなどを学び、生徒たちは大変興味深く地層の断面に触れたり、遠くからスケッチをするなどして観察を行っていました。 自然を学び大子町の歴史を知るだけでなく、生徒たちの交流もこの見学学習の目的であるとのことです。今回参加した生徒たちは平成28年4月から大子西中学校に入学し、同窓で学ぶことになります。「入学前に学ぶ時間を共有することで、中学校に入ってからも小学校の垣根を越えて仲良く学んでほしい、という両小学校の思いも込められている」と金沢教諭(依上小学校)は語りました。 生瀬中学校において、大子清流高校総合学科の教諭3人と生徒4人を講師として迎え、同校の3年生を対象とした福祉体験授業が実施されました。 今年で3年目の開催になるというこの中高連携事業ですが、この日は車いすについて学習を行いました。車いすの基本構造や操作方法を学び、また、実際に車いすを使って移動を体験する等の内容で授業は進められました。 生徒たちからは「小さな段差でもこんなに大変なんだ」とか「介助するのも大変だけれど、それ以上に車いすで動くのは大変だ」といったような意見や、授業の最後には「高校生と交流ができて勉強になった」「専門的な勉強をしている高校生はすごい」といった感想が聞かれました。 障がいのある方への理解を深めるだけでなく、地元高校との交流を通して、高校での教育課程の理解とともに、見通しをもって自らの進路を考える機会とするため、今回の授業を設けたとのことです。Public Information DAIGO January 201610

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