広報だいごNo699
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9月16日 「沈金」ワークショップ (南中学校)■問合せ まちづくり課 まちづくり担当 ☎72-1131「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」開催中! 自然豊かな県北地域を舞台とする「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」が、9月17日から始まりました。今月号では、東京藝術大学の作品展開の一環として行われた町内中学校でのワークショップや、大子町での展示についてご紹介します。9月13日 「青写真」ワークショップ (生瀬中学校) 「青写真」とは、鉄塩の薬品による化学反応を利用した、深い青色が特徴の、一種の日光写真です。当日は、タイ・シラパコーン大学の教授や学生をはじめとした講師の指導を受けながら、ほぼ一日がかりで制作に挑戦しました。それぞれのポートレートを元に制作した青写真は、タイの学生の作品とともに文化福祉会館「まいん」に展示されています。 「沈金」とは、刃物で模様を彫った痕に漆を擦り込み、金銀粉を蒔きつけて定着させる漆器の装飾方法の一つです。南中学校では、東京藝術大学漆芸研究室の教員・学生の方を講師として迎え、「秋の風景」をテーマに生徒一人一人が作品の制作に取り組みました。制作した作品は、東京藝術大学漆芸研究室の作品とともに奥久慈茶の里公園に展示されています。 11月20日までの会期ということで、茨城県北芸術祭も残すところ1か月となりました。様々な作品が展示されている今回の芸術祭ですが、例えば常陸大子駅前商店街のエリアでは、パンフレットやガイドブックに掲載されている作品以外にも作品が設置されていますので、歩きながら探してみるのもおすすめです。 また、10月15日からは、旧浅川温泉に妹島和世氏の作品が公開されました。妹島氏は、建築界のノーベル賞と称される「プリツカー賞」受賞者で、JR日立駅舎の建築を手がけた方です。秋も深まる旧浅川温泉で、足湯とアートを堪能してみてはいかがでしょうか。 初めて目にする制作方法や、国内外の芸術家の方との交流は、生徒の心に残る体験になったことでしょう。まだまだ熱い!茨城県北芸術祭の見どころPublic Information DAIGO November 20162

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