広報だいごNo.691
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■問合せ 地域包括支援センター ☎72-1175こんにちは、地域包括支援センターです元気高齢者のための3つの鍵 65歳から74歳までの要介護認定の原因は、脳血管疾患が4割に達するのに対し、75歳以上では、脳血管疾患は2割以下になり、「高齢による衰弱」「骨折・転倒」「関節疾患」などの生活不活発病が全体の4割を占めます。いつまでも元気でいるためには、生活不活発病を予防するため、運動器(※)機能、栄養状態、口腔機能に特に注意が必要です。※運動器とは、身体運動に関わる骨、筋肉、関節、神経などの総称です。 地域包括支援センターでは、高齢者の介護予防についての教室などを行っています。また、地域で行っている体操教室などをご紹介します。介護予防についてのご相談は、地域包括支援センターにご連絡ください。 そのようなことはありません。何歳になっても運動器の機能は向上させることができます。使わないことによって低下してしまった運動器の機能は、積極的に体を使うことで向上することがわかっています。 もともとやせぎみで、6か月間で2~3㎏以上の体重減少がある方は、栄養状態に注意が必要です。低栄養状態になると「力が出ない」「活動がおっくうになる」など、身体機能に影響し、閉じこもりになることもあります。 低栄養を防ぐためには、炭水化物(ご飯・麺・パンなど)とタンパク質(肉・魚・卵など)を毎食しっかりと食べましょう。 口の手入れを怠り口腔機能が低下すると、口臭、低栄養状態、誤嚥性肺炎の原因になります。「口の中が汚れたまま」「歯が悪いので固いものは食べない」「人と話す機会がない」など“口の寝たきり”になっていませんか?しっかり噛んで食べることにより、脳が活性化され、認知症予防につながるともいわれています。 2種類の運動で効果的に機能回復を!筋力を使う運動①足の後ろ上げ:何かに捕まりながらやや前傾姿勢になり、片方の足をゆっくりと後ろに上げ下げする②1/4スクワット:ゆっくりと膝を4分の1程度曲げ、腰を落とし、ゆっくりと元に戻す③つま先立ち:つま先を軸にゆっくりとかかとを上げ下げする炭水化物(主食) 体を動かすエネルギー源です! ごはん・パン・麺など毎日の口の手入れを欠かさずに 歯だけでなく舌や頬の内側もきれいにしましょう口腔体操を習慣に①口を閉じたまま頬をふくらましたりすぼめたりする②口を大きく開けて舌を出したり引っ込めたりする③くちびるをすぼめたり(ウー)、横に伸ばしたり(イー)する口を動かすことを意識して 家族や友人とのおしゃべりや歌を歌ったり、早口言葉を言ったり、積極的に口を動かしましょう心肺機能を高める運動ウォーキングなどタンパク質(主菜) 筋肉など体を作る源です! 肉・魚・卵・豆製品・乳製品など◆運動器の機能低下は回復できない?◆最近、体重が減っていませんか?◆口腔機能の低下から全身の病気にも!?Public Information DAIGO March 20169

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