広報だいごNo703
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~生活習慣を見直して肥満予防~保健コーナー 肥満が恐ろしいのは、生活習慣病の要因になるということです。心疾患や脳血管疾患はどちらも動脈硬化や高血圧、脂質異常症が危険因子ですが、そのすべてに肥満が関わっています。 そのほか、糖尿病、痛風などの疾患や睡眠時無呼吸症候群など、さまざまな疾病を引き起こす原因になってしまいます。○生活習慣病を引き起こす肥満○肥満の予防と対策 肥満の原因の一つはエネルギーの過剰摂取が考えられます。腹八分目を意識しましょう。 また、「主食・主菜・副菜」をそろえるよう心がけることで、バランスを保ちましょう。食生活を見直しましょう!○食事のバランスに気を付けましょう主食:ごはんの目安量…100~150g   食パンの目安量…6枚切り1枚~1枚1/2   麺類の目安量…1玉主菜:肉、魚、卵、豆製品などのたんぱく質中心のおかず副菜:野菜、海藻、きのこ汁物:塩分のとり過ぎを控えるため、1日1回が目安その他:果物、乳製品(間食に取り入れても良い)○調味料にも気を付けましょう○体を動かしましょう!○食材選びや調理方法にも気を付けましょう 砂糖や油を使ったおかずが重ならないように意識してみましょう。    ・砂糖が入ったおかずを1品    ・油を使用したおかずを1品      ※ノンオイルのドレッシングやポン酢などを使うと、油の量を減らせます。 肥満を予防・解消するには、エネルギーの消費量を増やすことも大切です。日々の暮らしの中で、こまめに体を動かす習慣をつけましょう。・有酸素運動 有酸素運動は、呼吸が苦しくならない程度で酸素をとりいれながら、ゆっくりと時間をかけて行う運動です。体に適度な負担を与え、心肺機能を向上し、筋肉、骨など体全体を健康な状態にします。また、酸素を取り入れながら体を動かすので血行もよくなり、脂肪の燃焼も促進します。ウォーキング、水中運動が代表的な有酸素運動です。・基礎代謝量をアップ 筋肉量が増えると、基礎代謝量(生命維持に必要な基本的エネルギー消費量)が多くなり、エネルギー消費量も増え、脂肪が付きにくい体をつくることができます。 寒い季節は外に出にくいですが、家の中でも簡単にできる運動をご紹介します。日々の生活に取り入れてみましょう。 肉類は種類や部位によってカロリーが異なります。意識して脂肪分の少ないものを選ぶようにしましょう。 素材そのものに脂肪分が多い食品の場合は、「蒸す」、「煮込む」、「網で焼く」など脂肪分を減らす調理方法を選びましょう。牛肉・豚肉鶏肉バラロースヒレ・ももももむねささみ高 低高 低調理方法揚げる(衣あり)素揚げ炒める焼 く煮 る蒸 すかかとの上げ下げ①イスなどに手を置き、背筋を伸ばしてまっすぐ立ちます。②かかとを上げて少し静止し、元の姿勢に戻します。✿効果「ふくらはぎを動かす運動」✿ ふくらはぎに筋肉があると体の血流がよくなります。 新陳代謝の活性化などに効果があると言われています。■問合せ 健康増進課 健康増進担当 ☎72-6611Public Information DAIGO March 20176

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