広報だいごNo705
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地域おこし協力隊活動報告 大子町地域おこし協力隊第一期生として活動してきましたが、4月末をもって卒業となります。あっという間の3年間でした。大子町が誇る名産・奥久慈りんごの担当となり、りんご農家の皆様は、りんごについてなにも知識のなかったわたしを温かく迎えてくださり、たくさんのことを教えてくださいました。町の様々なイベントにもお手伝いとして参加させていただき、たくさんの出会いと学びがありました。新しい土地での生活に右も左もわからず、ただ目の前のことに必死に取り組んできました。その中で多くの方に助けてもらいながら「奥久慈りんごしーどる」の製品化を達成できたことや、「りんごBOOK」を作り上げたことは私の大きな財産となりました。これから先も大子町の方々に愛され、生かされていくことを心から願います。わたしにできることはほんの小さなことでしたが、これからも大子町、そして奥久慈りんごのことを応援しています。支えてくださった皆様、本当にありがとうございました。 4月末で地域おこし協力隊の任期が満了となります。思えば3年前「占いで町おこし」を目標に東京から大子町へ移り住みましたが、掲げた目標が無謀である事に気づくと一気に不安が押し寄せてきました。 しかし、住み始めた上野宮の住民の皆様が温かく迎え入れてくださったことが心の支えとなり、常陸大子駅前商店街の力強いバックアップによって無謀と思われた「占いで町おこし」をスタートさせることができました。 また占いのほか、上野宮ではわさび栽培にも関わらせていただきました。わたしが提案した「わさび丼」の企画も実現することができ「ご当地メニュー」として町のカフェやイベントで大子町を訪れる観光客に提供することもできました。 協力隊退任後ですが、引き続き大子町で「占いで町おこし」を継続させたいと考えております。さらに占いを通じて知り合った県北の方々とも交流を深めたいと計画もしておりますので協力隊退任後もよろしくお願いいたします。vol.35隊員氏名隊員氏名針生 優子(はりう ゆうこ)吉原 和伸(よしはら かずのぶ)Public Information DAIGO May 201714
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