広報だいごNo.709.pdf
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アートプロジェクトが動き出します! 今年度、大子町では、「アートを活かしたまちづくり」事業の展開を予定しています。それに伴い、7月11日に文化福祉会館まいんの文化ホールにおいて、常陸大子駅周辺の商店街等でのアートプロジェクトについての説明会を開催しました。 説明会では、始めに町から事業の概要について説明を行いました。昨年度の茨城県北芸術祭の成果を継続できるよう、空き店舗を活用したアート展「NPO法人まちの研究室 5gallery's(ファイブギャラリーズ)」や、アートを分かりやすく知ってもらうための講座「佐藤悠 知ったかアート大学」のほか、常陸大子駅周辺の商店街でのアート作品の展示やワークショップを実施する「上原耕生 STREETBUG(ストリートバグ)(仮)」など、いくつかの柱を据えて事業を展開する予定です。 次に、現代美術家上原耕生氏によるアートプロジェクトの説明・質疑応答が行われました。上原氏は東京藝術大学出身で、取手市戸頭団地での作品制作を始め、各地での展覧会参加、町内では袋田病院での活動実績のあるアーティストです。 上原氏は、「STREETBUG(ストリートバグ)(仮)~ムードを育み明日に繋げるアート事業」として、商店街の通りに面した建物外壁複数か所(場所未定)での作品展示を考えていると述べました。商店街の雰囲気を活かしながら、錆彩色や割れた陶器を使ったモザイク壁画等、数パターンの作品プランを場所や条件に合わせて採用し、施工方法も現状復帰が可能なものを検討しています。制作場所の候補は旧上岡小学校講堂で、学校での公開制作・作品の展示と、年明け頃の商店街の建物外壁での展示という2段階になる予定です。 説明会での質疑応答では、過去の作品との違いについての質問や、町が明るくなり何度も訪れてもらえるようにして欲しいという意見など、有意義なやり取りが交わされました。 今後、町では町民の皆さんの声も取り入れながら、プロジェクトを進めていきます。是非これからのアートプロジェクトの展開にご注目ください。上原耕生氏説明をする上原耕生氏(左)■問合せ まちづくり課 まちづくり担当 ☎72-1131Public Information DAIGO September 20178

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