広報だいごNo.723
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保健コーナー 健康づくりにはバランスの良い食事と、正しい生活習慣、そして運動が大切です。 中年世代は生活習慣病の予防・改善が中心となり、高齢者世代になると機能回復、自立生活の維持、寝たきりの予防、認知症予防が中心となってきます。 元気にいきいきとした生活を送るための健康づくりは、すべての年代に共通したテーマです。■問合せ 健康増進課 健康増進担当 ☎72-6611生活の中に運動を取り入れよう!これならできる!スキマ時間エクササイズ 健康づくりを目的とした運動で大事なことは、少しずつでも長く継続することです。「スキマ時間エクササイズ」とは、仕事や家事など日常生活のちょっとした合間に、体をしっかり動かして運動不足を解消し、メタボ予防、生活習慣病予防、ロコモ予防をしようというものです。運動のために特別な時間をつくる必要がなく、いつでも、どこでも、だれでも行えます。思い立ったときに気軽にできるので継続しやすいのが強みです。※メタボとは…メタボリックシンドローム。内臓脂肪型肥満に高血糖・高血圧・脂質異常症のうち2つ以上の症状が一度に出ている状態をいう。※ロコモとは…ロコモティブシンドローム。「運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態」のこと。       和名は「運動器症候群」。有酸素運動筋力強化運動柔軟性を高める運動3つの運動をバランスよく組み合わせて実践「有酸素運動」「筋力強化運動」運動の種類と効果 ①有酸素運動…ウォーキング・水中運動・エアロビクス・ジョギングなど    ・心肺機能を高める ・体脂肪を燃焼させる ②筋力強化……腹筋・背筋(自体重での筋トレ)・ダンベル・チューブなど    ・筋力の低下を防ぐ ・代謝の向上 ③柔軟性を高める運動…ストレッチ    ・血液の循環をよくする  ・疲労回復    ・柔軟性の向上(関節可動域の拡大)○その場で膝上げ 「基本姿勢①」 ・足は肩幅に開く。 ・背筋を伸ばし、お腹をへこませる。 「基本姿勢②」 ・太ももが床と水平になるくらい膝を高く上げる。 ・1秒間に1歩のテンポで60秒行う。 ・腕は大きく振るように意識して行う。○1歩踏み出し運動 「基本姿勢①」 ・両足を揃えて立ち、背筋を伸ばす。 ・あごを引き、お腹をへこませる。 「基本姿勢②」 ・胸を張り、足を1歩前に踏み出してひざを  直角まで曲げる。 ・出した足を元に戻す(左右交互に行う)。※「有酸素運動のその場で膝上げ」と「筋力強化運動の1歩踏み出し運動」を組み合わせて行っても良いです。 例:30秒の膝上げ運動→1歩踏み出し運動左右各10回→30秒の膝上げ運動いーち、にーい…と少しゆっくりのペースで余裕があれば、ひざをあげるときに上体を左右にねじり、左ひざと右手、右ひざと左手を軽くつける。一度に行う目安:左右各10回両手は腰に当てる膝はつま先より前に出ないようにしましょう。膝を痛める原因になります。13Public Information DAIGO November 2018

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