広報だいご_No.719
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 本校の歴史と特色ある教育活動についてご紹介します。 はじめに、本校の歴史について簡単にご紹介します。 本校は、明治6年6月15日、性徳寺の建物を使って「下金沢小学校」として創立されました。今年は創立145周年になります。昭和16年に依上国民学校、昭和22年に依上村立依上小学校、昭和30年に大子町立依上小学校となりました。昭和42年に現校舎が完成し、平成3年に校舎の大規模改修が行われました。そして、平成26年度と平成27年度に体育館と校舎の耐震工事が行われました。 創立当時の児童数は57人でしたが、昭和19年度には800人を越えました。そして、現在は57人の児童が学んでいます。 次に、特色ある教育活動について紹介します。 1つ目は、春の運動会です。本年度は5月12日に開催しました。平成25年度から春の開催になりました。5月ということで、運動場のバックネットやフェンスにはこいのぼりが飾りつけられます。競技にも、こいのぼりを竹竿につけて走り、リレーする種目もあります。大きなこいのぼりが依上小の運動場を泳ぎ回ります。 2つ目は、文集「めぐらはぐろ」です。本年度で、51号になります。昭和の時代から続く文集です。児童が1年間に書きためた、感想文や行事の作文、俳句の中から、1人1点から3点選んで、年度末に文集にします。依上小の児童一人一人の個性がいっぱい詰まった、伝統の文集です。 3つ目は、なかよし集会です。年度初めに学級で話し合って守るべき約束を決めます。そして、集会で学年ごとに発表します。どの学年も、仲良く生活するために必要な約束を真剣に考え発表する。約束を模造紙に大きく書いて掲示し、その都度反省を行う。年度末には1年間を振り返って反省を行います。そして、それを学級で話し合い、まとめて集会で発表します。依上小では、自分たちで決めた約束を守り、仲良く生活しています。 4つ目は、地域ボランティアです。本校では、学期に1回ボランティア活動を行っています。本年度は、6月20日と11月28日と3月14日に行います。1学期には、縦割り班ごとに方面を決めて、通学路のゴミ拾いをします。2学期には、地域の公共施設の清掃を行います。3学期には、通学班ごとに通学路のゴミ拾いを下校時に行います。児童は地域に役立つことに喜びを感じています。 5つ目は、米作りです。運動場わきのふれあい水田でお米を作っています。本年度も、5月17日に田植えを行いました。地域の方々に指導や協力を受けて行いましたが、田んぼの中で多くの児童が立ち往生して、尻もちをつき、ドロドロになりました。しかし、楽しい体験でした。10月には、収穫したお米でお餅をつきます。そして、保護者や地域の方々と会食をします。輝く大子の子どもたち■問合せ 教育委員会事務局 学校教育担当 ☎79-0170第39回大子町立依上小学校9Public Information DAIGO July 2018

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