広報だいご_No.721
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 悩みやストレスにより、こころが追い詰められると、うつ病などのこころの病気にかかりやすくなります。こころの病気にかかると、将来に対して悲観的になったり、視野が狭くなったりして、「もう自殺するしかない」と思い込んでしまうことがあります。 悩みやストレスは多様であり、いかに精神的に強くても、トラブルが長期に渡れば誰もがこころをすり減らしてしまいます。 ひとりで問題に立ち向かうのではなく、周囲の人に悩みを打ち明けたり、専門家に相談したりするなど、助けを求めることが大切です。 こころの病気に早期に気づき、周囲に助けを求めたり、治療を受けたりすることで、状態を改善させることができます。また、専門家などに相談することで、原因である問題に対処していくことが可能となります。気づき … 家族や仲間の変化に気づいて声をかける。傾 聴 … 本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける。つなぎ … 早めに専門家に相談するよう促す。見守る … 温かく寄り添いながら、じっくり見守る。9月10日から9月16日までは自殺予防週間です。悩みをひとりで抱え込んでいませんか?健康問題経営難職場のトラブルいじめ失 業生きがいの喪失多重債務生活苦家庭不和介護問題うつ病によくみられる症状ひとりで抱え込まないことが重要まわりの人ができること【こころの症状】【身体の症状】感情面意欲面気分が沈む、涙もろくなる。不安を感じる、いらいらする。自分を責める。自分などいない方がよいと考える。不眠などの睡眠障害食欲不振体重減少全身の倦怠感頭痛、耳鳴りめまい吐き気味覚異常腹痛、便秘・下痢やる気がでない。集中力・行動力・決断力が低下する。記憶力が低下する。興味・関心・意欲が低下する。Public Information DAIGO September 20182

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