広報だいご No.725
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新年のごあいさつ大子町長綿引久男 新年あけましておめでとうございます。 町民の皆様におかれましては、清々しい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。 また、皆様には日頃から町政に対し深いご理解とご支援、ご協力を賜り心から厚く御礼申し上げます。 さて、今年最大の課題の1つとして役場庁舎の建設があります。 現在使用しています役場庁舎は、築後57年経過しており、老朽化が著しく、また、建築基準法における耐震基準を満たしておりません。 このような現状から、平成29年から建替についての検討を始め、建築専門の大学教授や町内有識者、町議会議員等を交え、新築する必要性、建設場所の選定等を行い、平成30年1月、現役場庁舎の西側に平成32年度までに建設することとなりました。 建設にあたっては、現庁舎にエレベーターが設置されていないなど、高齢者や障がい者の方に大変不自由な状況にあり、また、町の行政機関が本庁舎の外5か所に分散して行政効率の面で支障があります。このため、分散している庁舎を統合し、行政効率化を図るとともに、高齢者や障がい者に優しい庁舎を作ることとなりました。 新庁舎の規模としては、3階建てで1階が駐車場、2・3階が執務室となる予定です。床面積としては、国の基準より約2割少ない面積として簡素な庁舎とすることとしております。 また、現庁舎の撤去や周辺整備を含めた全体の事業費としては約26億円、その財源として庁舎建設基金9億円、借入金17億円を見込んでいます。なお、国からは、借入金に対して5億円が助成されます(国からの助成は借り入れをした場合のみとなります。)。借入金は30年で返済が可能ですので、町の負担は年4千万円程度となります。 現在町の基金は39億円ありますので、庁舎建設によって、他の事業に影響を与えることはありません。 今後数十年、100年後まで町民の生活と安全・安心を守る拠点となり、また、大子町のシンボルともなる新庁舎の建設に取り組んでまいります。 皆様のより一層のご理解、ご協力をお願い申し上げます。 最後になりましたが、皆様のご健勝とご活躍を祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。Public Information DAIGO January 20192

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