広報だいご No.736
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財を紹介します唐からの御ごしょ所横よこあな穴(栃木県那珂川町)問合せ 那珂川町 生涯学習課 文化振興係   (なす風土記の丘資料館) ☎0287-96-3366国指定史跡で古墳時代後期の墓です。内部は一戸の住宅を思わせるような構造で、天井には棟木が表現され、勾配をもたせるなど、精巧さでは全国屈指といわれています。江戸時代には水戸光圀公が見学したとも伝えられ、周辺にも同時期の横穴墓が86基確認されています。大だいおうじ雄寺(栃木県大田原市)大雄寺は、応永11年(1404年)に開山したのが始まりといわれ、領主であった大関氏の菩提寺として庇護されてきました。中心となる本堂の建設は、17世紀にさかのぼると推測され、大規模な曹洞宗本堂の様式がよく残されています。茅葺建造物群からなる大雄寺の主要部は、本堂から回廊に至るまで全体が簡明に統一され、近世曹洞宗寺院の典型の一つを示しているとされています。問合せ 大田原市 文化振興課 文化財係 ☎0287-23-3135三みもり森家け住じゅうたく宅(栃木県那須町)三森家は、伊王野地区の下平にあります。ここは、中世以降の関街道が通っていたところで、丘陵を背にして南向きのやや高台に長屋門と主屋が建てられています。主屋は茅葺き平屋の寄棟造りで、間口約22m、奥行き約10mあります。この地方では、規模が大きく、民家として代表的な建築物です。主屋、長屋門は、いずれも国の重要文化財に指定されています。問合せ 那須町 生涯学習課 文化振興係 ☎0287-72-6565旧きゅう青あお木き家け那な須す別べっ邸てい(栃木県那須塩原市)明治時代にドイツ公使や外務大臣を歴任した青木周蔵子爵が開設した農場内に建てられた白亜の洋館で、国指定重要文化財です。平成30年に認定された「日本遺産」の構成文化財にもなっています。建物に向かう杉並木は、一見の価値ありです。問合せ 那須塩原市 生涯学習課 文化振興係 ☎0287-37-5419大子町だけでなく、近隣市町の文化財へぜひ訪れてみてください。5Public Information DAIGO December2019

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