広報だいご No.726
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 生瀬中学校は今から72年前、昭和22年4月15日に生瀬村立生瀬中学校として産声をあげました。その時の生徒数は197人でした。生徒数がピークとなるのは昭和37年度で、441人の生徒がいました。現在は、1年生10人、2年生11人、3年生9人の合計30人となっています。少ないからこそ、「全員が主役」なのが現在の生瀬中学校の生徒の姿です。 2学期は行事が目白押しでした。体育祭に始まり、新人戦、生徒会役員改選、輝生祭(文化祭)、最後は持久走大会でした。この間に、中間テスト、期末テスト、さらに、3年生は各種テストに臨み、1・2年生は部活動にも励んでいました。そのすべてに30人の生徒は全力で取り組んできました。だれもが何役も責任を抱え、だれもがその責任を果たすことができることが生瀬中の宝であり、伝統でもあります。 体育祭は、実行委員会を組織します。3つある委員会のうちの健康委員会がその任に当たります。学級対抗、縦割り班対抗、学年対抗と3つの対抗戦を準備し運営をします。ほぼすべての競技にほぼすべての生徒が出場するので、だれもが同じ楽しみと充実感を味わうことができました。 輝生祭は、前期生徒会役員の最後の仕事となります。これを機に3年生は中学校の活動の総括を行うとともに受験に向けて本格的にスタートを切ることになります。代わって2年生が生瀬中のリーダーとして活動の中心となっていきます。2年生は3年生を超えることを目標とし、3年生は自分たちを超えることを願いとして引継ぎ式を行いました。 3学期は、後期生徒会役員が新入生を迎える準備をします。生瀬中の生徒の持つ温かさ、優しさ、力強さ、頼もしさを6年生に伝え、夢と希望と安心感をもてるようにすることで、生瀬中の伝統をつなぎ、広げてほしいと願っています。 生徒数が少ないからできないこともありますが、少ないからこそ、一人一人が体験できることがたくさんあります。しかもたくさんあるその一つ一つが生徒の人生にとって「貴重な体験」であることは間違いありません。 最後に生瀬中の「へぇ~」を2つ紹介します。 「へぇ~① 生瀬中の校歌は、6番まである。」 「へぇ~② 生瀬中は、茨城県内で一番標高の高いところにある中学校である。」 (小中学校では生瀬小に次いで2番目です。) 今後も、「夢・感動・笑顔」あふれる生徒の育成を目指していきます。輝く大子の子どもたち■問合せ 教育委員会事務局 学校教育担当 ☎79-0170第46回大子町立生瀬中学校体育祭輝生祭準備校内持久走大会生徒会役員選挙Public Information DAIGO February 201910

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