広報だいご No.726
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就任のごあいさつ大子町長高梨哲彦 このたび、多くの皆様のご支援をいただき、大子町長に就任いたしました。人口減少のもたらす諸問題を乗り越え、地元産業の発展と新マーケットの開拓、外国人を含む観光客の呼び込みを図るなど、町の活性化に取り組んでまいります。 ○県北を縦断、横断する高規格的道路の整備による物流及び観光シーズンの交通円滑化と交流人口の増加 ○高齢者医療における先進的ICT導入による負担軽減 ○ICTを活用した就学世代への外国語教育の実践 ○農林畜産業におけるブランド確立支援と、新しい販路の開拓 ○若年定住人口の増加と所得向上 これら5つの柱が実現すれば、町の景色は大きく変わります。 道路網が整備されれば、働く世代が町内に居住して、近隣自治体に通勤することも可能となります。爆発的に増加している外国人観光客が町を訪れることにもつながるでしょう。町内の観光資源を生かし、観光地で若い世代が外国語のブラッシュアップを兼ねて訪問客をおもてなしする。それを見守る高齢者は、ますます健康で長寿を迎える……。そんな日の到来をぜひ実現させたいと思います。 さらに、生活の安全と利便性を向上させる改革を迅速に行い、開かれた、新しい町づくりを目指します。 喫緊の課題となっている新庁舎建設におきましては、2018年12月21日付けの総務省自治財政局の通達により、2020年までに実施設計に着手した事業については支援が継続されることとなりました。これにより、時間に余裕ができましたので、早急に見直し(コストダウン等)を検討して骨子をまとめ、町民の皆様に提示いたします。 少子高齢化による人口減少と担い手不足、産業・物流の変化に伴う地元産業の衰退は、大子町単体で解決できることはわずかとなってきています。国、県と連携してより大きな視点から将来の青写真を描き、町職員と一致団結して「日本一幸せな大子町づくり」に果敢に挑みます。 リーダーとしてバトンを受け取った者としての責務を果たし、子や孫が大子町で幸せに生きることを実感できるように粘り強く頑張ってまいります。皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。Public Information DAIGO February 20192

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