広報だいご No.726
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■問合せ 大子町森林セラピー協議会事務局(まちづくり課) ☎72-1131 森林セラピー事業の普及と森林セラピーを担う人材の養成を目的に、11月28日・29日の2日間、「森林セラピー基礎講座」を開講しました。 この基礎講座では、森林セラピーの先進地である長野県信濃町から講師を招き、森林が与える健康効果などについての講義と、奥久慈憩いの森を実際に歩く実習を行いました。講義で学んだことを、実際に森林を歩きながら体験することで、参加者の森林セラピーへの理解がより深まる講座となりました。 この基礎講座には、医療の分野や子どもの教育における森林環境の活用を検討している方など、述べ80人以上の方々が受講し、森林セラピーへの関心の高さがうかがえました。 今後も、森林セラピー事業をさらに推進するため、基礎講座等をはじめとした様々な取組を実施していきます。【森林セラピー基礎講座を開講しました】**森のコラム【ドイツのクナイプ療法】** 森林セラピー事業の参考としているドイツ発祥のクナイプ療法をご紹介します。  クナイプ療法とは、森林セラピーをはじめとする豊かな自然環境を活用した自然療法のことで、5つの要素(水療法、運動療法、植物療法、食事療法、規則正しい生活)によって構成されています。 ドイツでは、「病気を未然に防ぐ方が、より経済的で、本人にとっても良い」という考え方が国民に浸透していることから、クナイプ療法を、保険適用とするなど、健康増進策の柱として位置づけ、薬では根本治療が難しい病気や生活習慣病、老化による身体機能低下の改善などに活用しています。大子町森林セラピー協議会facebookページfacebookページでも情報発信を行っています!ドイツの自然環境豊かな保養地風景9Public Information DAIGO February 2019

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