広報だいご No.727
12/22

保健コーナー■問合せ 健康増進課 健康増進担当 ☎72-6611~高血圧を予防しましょう~~気をつけたい検査結果~血圧測定【保健指導判定値】 収縮期血圧:130㎜Hg以上 拡張期血圧:85㎜Hg以上高血圧による体への主なダメージ塩分のとり過ぎ減塩のコツお酒の飲み過ぎ無理なくできる 血圧を下げるためのコツ肥 満運動不足 血液の塩分濃度を下げるために血管内の水分量が増えるため、血圧が高くなると考えられています。・天然のだしで旨味を楽しむ・酢や香辛料を利用する・麺類はスープを残す・調味料は味付けを確かめてから使う 血流が滞りやすいので血圧上昇につながります。適度な運動は、血管を広げて血流をスムーズにします。~野菜・果物をとるのも効果的~ カリウムは体内の余分な塩分(ナトリウム)の排出を促して減塩効果を高めます。カリウムは野菜や果物に多く含まれているので,毎日積極的にとるようにしましょう。 肥満の人は、普通の人より2~3倍高血圧になりやすいと言われています。若いうちから体重の増えた人は特に危険です。 お酒をたくさん飲む人は、血圧が高い傾向があります。自律神経や電解質のバランスが崩れることなどが理由と考えられます。血圧が高めはどんな状態? 血圧は、血液が血管の内壁を押す力です。何らかの原因で血液の量が多くなったり、流れにくくなったりすると血圧は高くなります。健診等で血圧が高いと言われた人の血管は、張り詰めた状態が続き負担を強いられていることが疑われます。血圧はなぜ上がる? 「血液量が増加している」「血液が流れにくくなっている」ことが血圧を上げる主な要因です。それらを引き起こすのが、塩分のとり過ぎ、肥満、運動不足、お酒の飲み過ぎなどです。また、睡眠不足とストレスにも注意が必要です。重症化すると・・・ 血圧が高い状態が続くと、血管は圧力に対抗しようと次第に硬く厚くなり、弾力性が失われ、動脈硬化を招いて脳出血・大動脈瘤や慢性腎臓病・腎不全などを引き起こしてしまいます。また、血液を送るのに大きな力が必要となるため、心臓の負担が増して心肥大・腎不全も招きます。運動量を増やすコツ・日常生活に運動(ウォーキングなど)をとり入れる・家事を毎日こまめに行う節酒のコツ・気分がよくなる「ほろ酔い」でやめる・強いお酒は薄めて飲む・飲酒以外の楽しみをみつける 食塩摂取目標量は男性が8g未満、女性は7g未満、高血圧の方は6g未満です。 高血圧予防のため、日頃から減塩に心がけましょう。Public Information DAIGO March 201912

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です