広報だいご No.730
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問合せ 大子町森林セラピー協議会事務局(まちづくり課)    ☎72-11314月17日に初めての試みとしてポナイの森を活用した「森林セラピーウォーキング」を開催し、30人の方がポナイの森に訪れました。 今回のウォーキングの参加者は、町内だけでなく、水戸市や城里町、筑西市など遠方からも訪れていました。参加者の皆さんは、それぞれポナイの森の中を歩きながら、風の音や小鳥の鳴き声、木々の葉の音や木漏れ日など、自然の中のゆらぎを感じてのウォーキングを楽しんでいました。また、今回のウォーキングでは、森を歩く前後で参加者の血圧測定と気分評価(自己診断:5段階評価)を行いました。血圧は全員が低下傾向を示し、気分評価ではほぼ全員に評価の向上が認められました。参加者の皆さんご自身の健康を振り返ったり、森林と身体の健康に関する変化との関係を体感したりすることができました。地域の森林を活用した健康増進事例が全国に広まりつつあります。北海道の中頓別町では、住民が参加しやすい疾病予防策の一つとして“森の中の香りが副交感神経を優位にすることで、血圧を軽減させる”健康効果に着眼し、町立病院と行政が連携した「なかとんべつ森と健康プロジェクト」を設立しました。プロジェクトでは、町民を対象に森林ウォーキングを月1回実施し、森を歩く前後で血圧と唾液アミラーゼの実測を行いました。森林ウォーキングに参加する病院の外来患者を対象に、5年間実測値の推移を調査した結果、参加回数の多い人ほど良好な血圧が維持され、ストレス改善効果が確認されました。また、同時に高血圧系疾患の患者数も減少に転じたそうです。ポナイの森(浅川町有林)で      森林セラピーウォーキングを開催しました大子町森林セラピー協議会Facebookページでも情報発信中♪*森のコラム*~高血圧 と 森林ウォーキングの応用~9Public Information DAIGO June2019

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