広報だいご No.733
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問合せ 大子町森林セラピー協議会事務局(まちづくり課)    ☎72-1131大子町森林セラピー協議会Facebookページでも情報発信中♪栃木県茂木町で「空と森のようちえんあいうえお」が実施している森のようちえんに、大子町森林セラピー協議会の森の子育てグル―プとその子どもたちが参加しました。参加した森のようちえんでは、自然の材料で作った滑り台やブランコなどの手作りの遊具を活用するなど、森の中の保育環境を工夫していました。また、子どもたちが、コミュニケーションを取りながら、急な山道や高い木の登り方を工夫したり身体を動かして元気よく遊んだりする姿が印象的でした。7月に森林セラピー中級講座を受講した方を対象に、これからの取り組みや課題について話し合う意見交換会を開催しました。参加した皆さんからは、「未来の子どもたちに安心して暮らせる環境を残すために、その一端を担いたい」、「不安もあるが、これから知識を深め、楽しみながら新たなことにチャレンジしたい」など、さまざまな意見や抱負について活発な意見交換がなされました。森のようちえんの交流視察会を実施しました中級講座受講者で意見交換会を開催しました。近年、日本は“森林浴発祥の国”として注目され、森林セラピー体験や視察を目的に海外から日本へ訪れる方も増えているといいます。その理由として、森林セラピーをはじめとした、森林の多面的な機能を人の健康に活かす「森林空間活用」に関する研究が、海外でも進められていることが挙げられています。「森林の中を歩くと、疾患予防やストレス減少に役立つこと」、「小児の健康的な発達を促すこと」などが報告され、実際に海外でも森林浴を活用した取り組みが普及しつつあります。海外の事例として、アメリカでは、ストレス疾患による医療費が高額なことから、五感を使って森林を感じる「shinrin-yoku(シンリン-ヨク)※」の普及を行っていて、簡単に取り入れられる健康法として国民の中で浸透し始めているそうです。※シンリン-ヨクのほか、フォレストベイジング(森林入浴)とも言われています*森のコラム*海外で注目される“森林浴”中11Public Information DAIGO September2019

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