ブックタイトル大子町第5次総合計画 後期基本計画 平成27~31年度

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概要

大子町第5次総合計画 後期基本計画 平成27~31年度

第2節環境に配慮した循環型社会への転換前期の取組と課題1ごみの減量化と循環型社会への転換(取組)一般廃棄物(ごみ)処理基本計画に基づき,町民,事業者,行政が連携して適正なごみ分別及び処理を行い,環境への負荷の少ない循環型社会の実現に努めました。資源の有効利用と廃棄物の減量化を図るため,ごみ収集日割表を改良しました。ごみの減量化に向け容器包装プラスチック※の拠点回収を試行しました。レジ袋削減の取り組みや不用品の再利用などの啓発のため,ごみ減量・リサイクル推進とエコバッグ推進キャンペーンを実施しました。また,生ごみ処理容器の購入補助を行い,家庭の生ごみの堆肥化を促進し,ごみ排出抑制に努めました。(課題)環境への負荷の少ない循環型社会の実現のため,徹底したごみの分別やエコバッグ利用の推進,啓発が必要です。また,容器包装プラスチックの回収を実施するとともに,さらなるごみの減量化への啓発を図る必要があります。生ごみ処理容器購入補助金は,機器が高価なことなどの理由により補助件数が少ない状況です。後期基本計画【第3章】美しいまちづくり【第2項】環境にやさしいまちづくり2ごみ処理体制の充実(取組)廃棄物処理施設整備基本計画に基づき新施設を建設し,平成27年度から稼働します。最終処分場への埋立ては終了し,平成25年度から町外施設に処理を委託しています。集積所付近の環境整備や収集作業の効率向上を図るため,ごみ集積所設置費等補助の活用を広報紙等で周知しました。(課題)焼却灰等の処理処分を,現在,エコフロンティアかさまに委託していますが,将来的には受入れ困難となるため,委託先等の検討を行う必要があります。ごみ集積所の設置改修は,地元住民の負担もあるため,改修等が進まない状況があります。3し尿処理体制の充実(取組)平成25年度から浄化槽清掃及び収集運搬業務を民間に委託しました。衛生センターにおける循環型社会の推進及び省エネルギー化の観点から,し尿処理汚泥を焼却から効率的に堆肥化する施設へと変更しました。(課題)現在,堆肥化した肥料は業者が引き取っていますが,今後は肥料を住民に提供する予定です。そのためには,肥料の保管場所や,し渣の除去が必要となるため設備整備が必要です。※容器包装プラスチック商品を入れた容器や包装したもので,中身の商品を使ったのちに不用となるプラスチックのことで,プラのマークの表示がされている。そのプラスチックは再生利用される。※3R運動リデュース(REDUCE)廃棄物の発生抑制,リユース(REUSE)再使用,リサイクル(RECYCLE)再生利用のことで,循環型社会を形成していくための3つの取組の頭文字をとったもの。136