ブックタイトル大子町第5次総合計画 後期基本計画 平成27~31年度

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概要

大子町第5次総合計画 後期基本計画 平成27~31年度

第3項第1節快適で地域のニーズに応じたまちづくり計画的かつ調和のとれた土地利用の推進前期の取組と課題1適正な土地利用の推進(取組)国土利用計画法に基づく土地取引の事後届出制度について,町民への周知を図るとともに,都市計画法に基づく土地開発事業の届出の受理や事前協議の手続きを行いました。(課題)土地取引の事後届出に関する事務処理については,平成26年度から県から町に権限委譲となり,適正な土地利用に関し主体的な判断が求められています。2地域特性を活かした土地利用の推進(取組)農業ゾーンについては,国県の補助事業を活用し,耕作放棄地の再生及び利用を推進するとともに,町単独事業として遊休農地景観形成事業等を展開しました。林業ゾーンについては,県の補助事業である森林湖沼環境税を活用した間伐事業,間伐作業道の開設事業及び身近なみどり整備事業等を展開して,森林の持つ公益的機能の回復に努めました。スポーツ・レクリエーションゾーンについては,大子広域公園や各地区コミュニティセンターを中心に体力づくりや自然環境を活用したスポーツ,レクリエーションの拠点づくりに努めました。水戸ひたち観光圏での広域観光モデルルートを,グリーンふるさと振興機構等と協力し作成しました。また,ふるさと博覧会やトレッキング大会など,町内を周遊観光させるイベントを開催しました。(課題)農業ゾーンについては,高齢化に伴い耕作放棄地が増加傾向にあります。林業ゾーンについては,地籍調査未済地域の山林所有者の特定や境界の特定に困難をきたしており,整備されていない森林があります。スポーツ・レクリエーションゾーンについては,高齢化や人口減少により地域によって取り組み方に温度差があります。観光客の滞在時間延長を目的とした新しい観光ルートの提供が必要です。3地籍調査の推進(取組)単年度ごとに計画どおり現地調査や各種測量,地籍図及び地籍簿作成,閲覧,認証,登記を行いました。(課題)地権者及び管理者の高齢化,不在村化が進んでおり,土地境界の確認に必要な人証や物証が失われつつあり,調査が困難になっています。今後,さらに困難になっていくことが予想されるので,進捗率を上げるような対応が必要です。後期基本計画【第1章】住みよいまちづくり【第3項】快適で地域のニーズに応じたまちづくり73