1. ホーム>
  2. 大子町アートポータル>
  3. アーカイブ>
  4. 2023/7/16 - 7/30 アーティスト鈴木真緒さん 個展

2023/7/16 - 7/30 アーティスト鈴木真緒さん 個展

鈴木真緒個展1

 DAIR(大子アーティスト・イン・レジデンス)に滞在していたアーティスト・鈴木真緒さんが、個展を開催しました。

  • 期  間  令和5年7月16日 ~ 7月30日
  • 場  所  文化福祉会館まいん ホワイエ(大子町大子722-1)

 

展示内容

 5月8日から7月31日までの制作成果が展示されました。
 廃棄予定の石材を用いたモザイクアートで、「茨城のものをつかって茨城で制作する」作品群です。

鈴木真緒個展2

鈴木真緒個展4

鈴木真緒個展5

鈴木真緒個展3

 

制作の経緯 ~鈴木様より

 モザイクの制作を通して石材に精通していくうちに、石材が製品になる過程で大量の端材が出ることが分かりました。
 実際に茨城県の和田石材工業組合様の協力のもと見学した稲田石の端材置き場には、手で捨えるものから人の背を優に超える大型の石がありました。

 端材となる原因としては、
 1 酸素との反応により錆ができている
 2 稲田石を生成するものとは別の物質が紛れ込んでいる
 3 亀裂が入っている
 4 製品に不要な端を落としたもの
 があげられます。これらは製品を作る上で大きな問題となってくるため、産業廃棄物と廃棄さてれしまいます。

 私はこれらを用いて立体モザイクを作ることにしました。
 モチーフは苔やシダなどの植物です。金継ぎ・庭・盆栽・生花・襖や障子などの開放的な日本家屋の空間など、今あるものや状態を受け入れ、それがさらに魅力的になるよう一手間加えるという日本の美的感覚を表現しました。大子町で行われているリノベーションや町おこしも、それに近い感覚なのではないかと思います。

 この作品は廃棄物の新しい活用方法を探りながら、その美的感覚に沿ったものを目標としており、屋内への自然物の流入・共存を目指すものです。 協力:和田石材工業組合様 

展示を終えて ~鈴木様より

 大子町内だけでなく、県内県外から予想外に多くの方にご来場いただきました。
 茨城県笠間市の名産である稲田石は、白い貴婦人と呼ばれるほど石材業界では有名で、意外にも身近な建材に用いられているのですが、一般にあまり知られていない中で、その魅力を伝えることができたのが何より嬉しいです。
 ご来場・ご協力をいただいた皆様ありがとうございました。

今後の展示予定

Link

ホームページ

 Mao Suzuki (google.com)

Instagram

 鈴木真緒 Mao Suzuki(@mao.3334) • Instagram写真と動画

Facebook

 鈴木真緒 | Facebook

 

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせはまちづくり課です。

本庁2階 〒319-3521 大子町大字北田気662番地

電話番号:0295-72-1131 ファックス番号:0295-72-1167

メールでのお問い合わせはこちら

アンケート

大子町ホームページをより良いサイトにするために、皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。
なお、この欄からのご意見・ご感想には返信できませんのでご了承ください。

Q.このページはお役に立ちましたか?