2022/10/22 アートワークショップ「ホル・スル(彫る・刷る)」
撮影:根本譲
秋の奥久慈茶の里公園で、小学生から大人まで参加ができるアートワークショップを開催しました。
版画を彫ってTシャツを作る、アートなワークショップです。
言葉を思い浮かべ、デザインをし、彫刻刀で板に彫り、それを刷ってTシャツを作ります。1枚の版木があれば、Tシャツは何枚でも作れます。それに、版木を組み合わせてオリジナルTシャツを作ったりすることも。
教える人は、これまでに国内外でこうしたワークショップを開いてきた池田佳穂さん。インドネシアやイギリスなどで、町の人や学生たちとTシャツづくりをしてきました。
- 開催日 2022年10月22日(土)
- 開催時間 午前の部 午前10時00分から午後0時30分まで
午後の部 午後2時から午後4時30分まで - 会場 奥久慈茶の里公園 曼珠亭(茨城県久慈郡大子町左貫1920)
- 内容 好きな言葉やイメージを板に彫って版木にし、世界に一枚しかないオリジナルTシャツやトートバッグを作ります。
- 参加費 無料(Tシャツやトートバックは持参)
- 対象 小学5年生(小学生は保護者同伴)から大人まで
- 定員 各回 15名
はじめに、池田さんの自己紹介と版画の歴史について簡単なレクチャーがありました。
その後、図案を考え、下書きを木の板に写し、実際に彫刻刀で彫っていきます。図案が彫れたら版木にインクをのせ、インドネシアの木版画コレクティブの技法を参考に、音楽に合わせてTシャツに置いた版木を足で踏むことで刷っていきます。
直接描く絵とはまた違った、参加者それぞれのTシャツやトートバックが完成しました。
撮影:根本譲
池田 佳穂(いけだ かほ) プロフィール
1992年生まれ。キュレーター、リサーチャー。現在、都内の私立美術館でキュラトリアル・アシスタントとして勤務。2016年より東・東南アジアを中心に、土着文化や社会情勢から発展したコレクティブとDIYカルチャーの調査を独自に始める。各地で展覧会、ワークショップ、レジデンスプログラム等を現地コレクティブと共同で開催した。近年では台湾作家のテオム・チェンの個展「ナガヤ・フィジックス」(2021)の企画、食にまつわるオープンラボ「レシピライブラリー」(2022)をインドネシアと共同企画。展覧会だけでなくパフォーミングアーツや教育プログラムなどを複合した領域横断的なキュレーションに関心をもつ。
主催
大子町、アーカスプロジェクト実行委員会
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- 2023年1月26日
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