Scroll
茨城県北部に位置する大子町は、県最高峰の八溝山の麓に広がる町です。町の中心を清流久慈川が悠々と流れ、勇壮な奥久慈男体山をはじめとする山々が美しい景観を成し、日本三名瀑に数えられる国名勝袋田の滝は、四季を通じて人気の観光名所として知られています。その厳しくも恵まれた山紫水明の土地は、自然に趣を見出し、絵画や工芸などの芸術に触れる人々の気質をも培っています。
平成28年に開催された「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」を契機に、町ではアーティスの支援やアートによる地域活性化を目指す事業を行ってきました。アーティスト・イン・レジデンス(AIR)事業という、町でアーティストが一定期間活動するという取り組みもそのひとつです。
アーティストが町にやって来るということ。アートをきっかけに人と交流するということ。自然や特産品などの観光地としての魅力はもちろんですが、そこに「アートに触れる体験」が加わることで、意外なものが見えてくる可能性があるのです。このサイトを『門(portal)』として、いつもと違う角度から大子町を体験し、新たな魅力を感じていただけることを願っています。