2022/6/12 ヒビノホスピタル Vol.78
新茶の季節の奥久慈茶の里公園で、アートワークショップ「ヒビノホスピタル Vol.78 in 大子町」が開催されました。
ヒビノホスピタルは、1999年から守谷市を拠点に茨城県内各地で開催している、アーティスト日比野克彦によるワークショップシリーズです。
大子町では初の開催となるヒビノホスピタル。午前の部と午後の部の2回行いました。ワークショップのテーマや内容が発表されるのは、当日です。参加者は想像力を膨らませ、はじめて出会う人たちとのコミュニケーションをとおして、日比野さんから出るお題に取り組みます。アートの知識や技術が無くても大丈夫。まだ見ぬものを楽しむ心があれば、誰でも参加できるのが魅力です。
- 開催日 2022年6月12日(日)
- 開催時間 午前の部 午前9時30分から午後0時30分まで(会場受付開始 午前9時15分から)
午後の部 午後2時から午後5時まで(会場受付開始 午後1時45分から) - 会場 奥久慈茶の里公園(茨城県久慈郡大子町左貫1920)
- 内容 当日発表
- 参加費 無料
- 対象 午前の部 大子町在住の小中学生および保護者(小学3年生以下は要保護者同伴)
午後の部 大子町内外にお住まいの方 - 定員 各回それぞれ30名
当日、参加者はお茶の美味しい入れ方を学び、実際にお茶の葉を摘む体験をします。
その後、お茶を飲むための世界に一つだけの湯飲みを飾り付け、外に出て掛け軸を描き、掛け軸を飾って茶室のようにした場所でお茶会をしました。
日比野 克彦(ひびの かつひこ) プロフィール
撮影:後藤充
アーティスト。1958年岐阜市生まれ、東京藝術大学大学院修了。1980年代に領域横断的、時代を映す作風で注目される。作品制作の他、身体を媒体に表現し、自己の可能性を追求し続ける。各地域の参加者と共同制作を行い社会で芸術が機能する仕組みを創出する。2016年に平成27年度芸術選奨文部科学大臣賞(芸術振興部門)受賞。現在、東京藝術大学学長。熊本市現代美術館館長。岐阜県美術館館長。日本サッカー協会社会貢献委員会委員長。そのほか、東京都藝術文化評議会専門委員、公益財団法人日本交通文化協会理事を務める。
ヒビノホスピタルとは
1996年よりいろいろな試みで行われてきた、日比野克彦とその研究室(東京藝術大学)によるプロジェクト『TEST』シリーズ第7弾として、1999年よりスタート。
「HIBINO HOSPITAL(日比野美術研究室付属病院放送部 以下、H+H)」というプログラム名は、もともとインターネット上にホームページを開設し、「アートによる診療」を施しながら、参加者を対象にオフラインパーティーでワークショップを行い、アーティストとともに作品を制作・展示するという内容に由来します。現在はオフラインパーティーのみの活動となり、システムを一部変更しながら日比野克彦発案による誰でも参加できる多彩なワークショップを継続的に実施しています。H+H Vol.34「明後日朝顔新聞社説明会(新聞社立ち上げ企画会議)」では、のちに「明後日新聞社文化事業部/明後日朝顔」(2003~)につながるなど、これまでの日比野氏のH+Hでの様々な原初的なワークショップ要素は、多層的に多様なアートプロジェクトへと全国展開しています。
これまでのヒビノホスピタルについては、アーカスプロジェクトの公式ホームページからご覧になれます。
アーカスプロジェクト イベントアーカイブ https://www.arcus-project.com/jp/event/
主催
大子町、アーカスプロジェクト実行委員会
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせはまちづくり課です。
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- 2023年1月26日
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