2023/1/14 アートワークショップ「景色を飲む」
冬の奥久慈茶の里公園で、小学生から大人まで参加ができるアートワークショップを開催しました。
木の板に電熱ペンで絵を描いて、オリジナルのコースターを作るワークショップです。
輪切りにした木の板を素材に、川魚などのモチーフを電熱ペンで焦がしながら描きました。すると、ペンの跡がくぼみになります。そこに色をのせて磨き、コースターを作りました。グラスに注いだお茶を飲んでゆくと、底に描いた模様がはっきりと見えてきました。
アーティストの田中彰さんは、主に木版画の作品を制作します。これまでも多くの展覧会やワークショップをしてきました。
- 開催日 2023年1月14日(土)
- 開催時間 午後1時30分から午後3時30分まで
- 会場 奥久慈茶の里公園 曼珠亭(茨城県久慈郡大子町左貫1920)
- 内容 木の板に電熱ペンで焦がしながら絵を描いてコースターを作ります。
- 参加費 無料
- 定員 20名
- 対象 小学生から大人まで(小学生は保護者同伴)
参加者の席には、それぞれ電熱ペンと紙袋が用意されています。最初に、田中さんから電熱ペンの使い方を教わります。
紙袋の中には、ワークショップで使うものが入っており、その中には小さな包みも。包みの中は、川や海など様々な場所で田中さんが拾ってきた石です。参加者はその石の形を紙に写し、川や海での経験や関係する言葉を書き留め、そこから図案を考えます。
図案が決まったら、木の板に電熱ペンを使って描いていきます。ペンで焦がした部分はくぼみになっています。描き終わったら、くぼみに好きな色を乗せ、乾いたら線がきれいに出るまで紙やすりで削ります。
完成したコースターでお茶を飲みました。
田中 彰(たなか しょう) プロフィール
1988年岐阜県出身。茨城県を拠点に活動。2015年武蔵野美術大学大学院版画コース修了。木や動物、釣り、水をモチーフに、人間と自然との関わりを木版画をベースに表現する。これまでに「マッチ、マッチ、マッチ。」(TOKAS residency、東京、2022)「WOODCUT LURES WORKSHOPー木版画で釣具をつくる」(水戸芸術館現代美術ギャラリー、茨城、2021)、「木ノミライ」(アーカススタジオ、茨城、2020)などのワークショップを開催。主な展覧会に「町田芹ヵ谷えごのき縁起」(町田市立国際版画美術館、東京、2019)などがある。
主催
大子町、アーカスプロジェクト実行委員会
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- 2023年2月10日
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