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令和元年東日本台風から2年を迎えるに当たっての町長メッセージ

 大子町長の高梨哲彦です。
 大子町に未曾有の被害をもたらした令和元年東日本台風の上陸から本日でちょうど2年を迎えます。犠牲となられました方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。
 また、この間(かん)、全国から駆けつけてくださいましたボランティアの皆様、義援金をお寄せいただきました方々など、実に多くの皆様方に温かな多大なるご支援に対して、ここに改めて心からお礼を申し上げます。
 さて、被災からこの2年間、復旧を着実に進めており、令和2年度末までに、被災家屋の公費解体事業や住宅の応急修理事業が完了いたしました。本年3月には、水郡線の第6久慈川橋りょうの復旧工事が完了し、全線運転再開となりました。現在も、応急仮設住宅にお住まいの方がおりますが、生活再建の目途がつき、応急仮設住宅は本年度内で全て解体することが決定しております。
 おおむね以前の日常生活に戻ってまいりましたが、引き続き被災者に寄り添った支援とともに、地域コミュニティの再建、インフラの再構築に、町の総力を挙げて中長期的な取組を進めてまいります。
 久慈川の治水対策である「久慈川緊急治水対策プロジェクト」は、各地区ごとに進められており、進捗状況が順調な地区においては、既に堤防のかさ上げ工事や河道の掘削工事に着手しております。
 道の駅奥久慈だいごにおいては、国土交通省が実施する「防災道の駅」に選定され、今後、自衛隊等の救援活動の拠点や復旧・復興活動の拠点などの広域的な防災拠点機能として、国の補助を受け、整備を図ることとなっております。
 また、町民の皆様の安心安全のため、大子まちなかビジョンに掲げた「防災力のあるまちづくり」を推進し、防災機能を強化してまいります。
 久慈川の越水により機能停止したし尿処理施設衛生センターは、国の災害復旧事業として承認を受け、再被害のリスクを回避するため、同一敷地内に高く造成工事を施して、再建を進めているところでございます。
 一方で、この災害を記憶にとどめ、その教訓を風化させることなく、今後起こり得る災害時の対応や危機管理、住民の防災意識の更なる向上につなげ、後世に伝えてまいりたいと考えております。また、自助・共助・公助にわたる取組を更に推し進め、より災害に強いまちづくりの実現に取り組んでまいります。
 最後に、町民の皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染症の予防活動にも注視いただき、今しばらくかかる復興への道のりにご協力をお願い申し上げ、令和元年東日本台風の被災から2年の節目に町民の皆様へのメッセージといたします。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは総務課 総務担当です。

本庁2階 〒319-3521 大子町大字北田気662番地

電話番号:0295-72-1114 ファックス番号:0295-72-1167

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