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令和元年東日本台風から3年を迎えるに当たっての町長メッセージ

 大子町長の高梨哲彦です。
 大子町に未曾有の被害をもたらした令和元年東日本台風の上陸から本日でちょうど3年を迎えます。犠牲となられました方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。また、復旧事業に際しましては、国や茨城県を始め、JR東日本様などの関係機関の皆様に多くのご支援を賜り心から感謝申し上げます。
 さて、被災からこの3年間、復旧事業を着実に進めてまいりましたが、仮設住宅の解体が完了し、衛生センターの再建なども順調な進捗をしており、おおむね目途がつきました。今後は、復興に向けた取組を加速するとともに、昨年3月に策定した「大子まちなかビジョン」に基づき、にぎわいづくりや暮らしやすさの向上に向けた事業も並行して進めてまいります。
 今回の新庁舎建設は、災害からの復興の第一歩を踏み出した印となります。庁舎の老朽化に加え、東日本台風で被災したのを受け、これまでの所在地から東南に約1キロメートルの安全な高台に移転新築し、迅速な災害対応が可能となりました。新庁舎は、隣の町営研修センターと連携する形で有事の際の防災拠点の一つとなり、新たな歩みをスタートいたしました。
 道の駅奥久慈だいごにおいては、5月にリニューアルオープンしたところですが、6月に国土交通省により県内初となる「防災道の駅」に選定されました。旧庁舎跡地を嵩上げし、安全性を確保した上で、広域的な防災拠点とするとともに、新たな集客施設やイベント広場、中心市街地の排水施設を整備する予定であります。
 久慈川の治水対策である「久慈川緊急治水対策プロジェクト」は、各地区ごとに進められており、進捗状況が順調な地区においては、目に見える形で堤防のかさ上げ工事や河道の掘削工事が進んでおります。台風時に河川の流れを阻害した松沼橋の架け替えについては、先行して橋桁を撤去いたしました。今後も着実に、河川堤防の強化、南田気橋の架け替え等を進めてまいります。
 また、今年度は、災害時に安定的な食事提供に資するよう、新たに防災対応型炊飯センター建設事業に着手いたしました。
 一方で、災害情報伝達手段の整備、地域防災力の強化(ハザードマップの周知・活用、マイタイムラインの作成、自主防災組織の育成、防災士の養成)、災害対策本部機能の強化、災害記録の伝承などのソフト事業についても、取組の充実に努めているところでございます。
 これからも、町民の皆様の生命や財産を守り、安全・安心な生活を確保するため、「災害に強いまちづくり」に取り組んでいく所存ですので、引き続きご理解とご協力をお願い申し上げ、令和元年東日本台風の被災から3年の節目に町民の皆様へのメッセージといたします。

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このページに関するお問い合わせは総務課 総務担当です。

本庁2階 〒319-3521 大子町大字北田気662番地

電話番号:0295-72-1114 ファックス番号:0295-72-1167

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