一酸化炭素中毒事故の防止について
食品工場及び業務用厨房施設等において一酸化炭素中毒事故が発生しています
食品工場及び業務用厨房施設等において、都市ガス及び液化石油ガスの消費設備による一酸化炭素(CO)中毒事故が発生しています。これらの事故は機器の劣化や換気が不十分であったことが原因です。
食品工場や業務用厨房施設等において、ひとたび一酸化炭素中毒事故が発生した場合、多くの人を巻き込み、甚大な被害を及ぼす可能性があります。
一酸化炭素中毒事故を防ぐためには、以下の3つのポイントに注意しましょう。
3つのポイント
ガス機器を使うときは、必ず換気(給気と排気)!
大型のガス機器や複数のガス機器の同時使用が多い業務用厨房施設では、ガスを使用する量が多い分、新鮮な空気もたくさん必要となります。職場にいる全員が、必ず換気扇や換気設備を運転した状態でガス機器を使うようにしましょう。なお、正常に燃えているガスの炎は青色です。
ガス機器や換気設備はきれいに清掃し、定期的に点検を!
ガス機器の給排気口や換気設備の吸い込み口に油汚れやホコリなどがたまると、きちんと換気ができなくなり、一酸化炭素(CO)中毒になるおそれがあります。日頃からきれいに清掃し定期的に点検も受けましょう。
万が一にそなえて、厨房や工場にCO警報器の取り付けを!
一酸化炭素(CO)は無色・無臭。発生に気が付かずに中毒になる場合がほとんどです。そうならないうよう、業務用厨房施設の環境に合わせて作られた「業務用換気警報器」の設置をお勧めします。
一酸化炭素(CO)中毒の初期症状は、風邪に似ていると言われています。
ガスや炭火などの「火」を使っているときに体調不良を感じたら、風邪と決めつけず、換気(給気と排気)の確保を確認してください。
詳しくは下記の経済産業省のホームページをご覧ください。
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- 飲食店や食品工場などでガス機器を使われている皆様へPDF形式/2.65MB
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- 2021年12月14日
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