オオキンケイギク(大金鶏菊)は特定外来生物です!
特定外来生物とは?
外来生物(海外起源の外来種)であって,生態系,人の生命・身体・農林水産業へ被害を及ぼすもの,または及ぼすおそれのあるものの中から環境省が指定したものを「特定外来生物(特定外来種)」といいます。特定外来生物は,生きているものに限られ,個体だけでなく,卵,種子,器官なども含まれます。また,元々,日本に生息していた生物を「在来生物(在来種)」と言います。
生態系が損なわれてしまう危険性
外来種が定着すると,在来生物や生態系に被害を及ぼします。外来種の被害を予防するために環境省が「外来種被害予防三原則」を提唱しています。
入れない・・・悪影響を及ぼすおそれのある外来種を自然分布域から非分布域へ「入れない」 |
捨てない・・・飼養・栽培している外来種を適切に管理し,「捨てない」(逃さない・放さない・逸出させないことを含む。) |
拡げない・・・既に野外にいる外来種を他地域に「拡げない」(増やさないことを含む。) |
外来生物法により,特定外来生物は被害を防ぐため,飼養・栽培・保管・譲渡・運搬などは,原則禁止されています。違反した場合は,最大で3年以下の懲役もしくは,300万円以下の罰金が科せられます。
オオキンケイギク
5月から7月にかけて道路沿いなどで多く見かけることがあります黄色い花が特徴の「オオキンケイギク」は特定外来生物です。
繁殖力が強く,在来の植物の生育場所を奪うことがあります。きれいだからといって,栽培や移植をしてはいけません。
特徴
・キク科多年生草本。
・黄色い花で直径5〜7センチメートル,草丈は30〜70センチメートル。
・花びらの先端が4〜5回不規則に分かれていて,八重の品種もあります。
・葉は細長いへら状で対生しています。
・似た種類にハルシャギクがあります。
・葉の両面に白い毛があります。(ハルシャギクにはない)
駆除の方法
(1)根から引き抜いてください。その際には,種にも注意し,土はなるべく払わないでください。
(繁殖力が非常に強いため土に根が残っていたら再生します。)
(2)種などの飛散防止のため,町指定の可燃ごみ袋に入れ,枯死させます。(生きたままの運搬等が規制されているため)
(3)ごみ袋の口を縛り,燃えるごみの日に出してください。
※ 繁殖力が強く多年草であるため,地面に根が残っていたら再生します。その場合,(1)〜(3)を繰り返しおこなってください。
所有地内の駆除は,所有者の方でお願いいたします。御理解と御協力をお願いいたします。
関連ファイルダウンロード
- 特定外来生物(オオキンケイギク)PDF形式/1.21MB
- 特定外来生物(オオハンゴンソウ)PDF形式/591.04KB
- 茨城県内の主な特定外来生物(植物)について(茨城県生物多様性センター資料)PDF形式/1.98MB
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問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは生活環境課 生活環境担当です。
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電話番号:0295-76-8802 ファックス番号:0295-72-3550
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- 2019年6月11日
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